診療報酬適正化 2020.12.03
【レセプト点検事例3】消化性潰瘍診療の適正化
事例
アシノン錠150mg3錠とアスピリン3g×30日分(同一処方)。胃病変の適応病名なし
着目ポイント
かかりつけ医~病院まで、日常で行われている鎮痛剤×胃粘膜保護剤について、漫然投与には見直しが必要です。胃粘膜保護の効能を併せ持った薬剤の推奨、およびエビデンスに基づいた胃薬との併用投与を促します。
疑義対象
アシノン錠150mg3錠
指摘内容
適応病名がありません。消化性潰瘍ガイドラインより、NSAIDsと低アスピリン製剤の予防にはPPIとPG製剤を推奨とあり、推奨ではない薬剤です。
※エビデンス「消化性潰瘍診療ガイドライン」